アルプスSABO NEWS

Date:
2007/11/20
第1回中部ブロックA 現場技術研修会を開催!!
  平成19年11月19日(月)PM1:00〜3:30にかけて松本砂防事務所、千曲川河川事務所、大町管理所、高田河川国道事務所の近隣事務所を中部ブロックAとする第1回現場技術研修会を当事務所の姫川出張所並びに松川第19・20号床固工工事現場において実施しました。
  この現場技術研修会は、出張所係長を中心とした若手職員を対象に北陸地方整備局管内を近隣事務所で7つのブロックに分けて実施しているもので色々な技術の伝承や現場技術力の向上を図ることを目的に実施しているものです。
  今回、初回ということで姫川出張所に研修生、外部支援者、当事務所若手職員、内部支援者など15名が集まり幹事の千曲川河川事務所の長野出張所の技術係長の司会のもとで姫川出張所技術係長が事務所の事業概要、松川第19・20号床固工工事の工事概要の説明の後に外部支援者に委嘱している創和ジャスティック建設(株)中嶋勝美氏により砂防ソイルセメントの中のINSEMの説明や施工方法、品質管理について説明をして頂きました。
  砂防ソイルセメント(CSG)のINSEMとは、 (1)コスト縮減、(2)現地材の有効活用、(3)工期短縮を目的に考えられたもので現地からの発生土砂をふるい分けしセメントと水を混入、混ぜ合わせたコンクリートを砂防えん堤の下部に敷き均し、締め固めして堤体の一部とする工法です。
  概要説明の後、現場に行き砂防ソイルセメントの施工状況や品質管理の状況を見学しました。
  この工法は、品質管理が重要であり、この現場技術研修会により研修生は、本工事の段階確認等、監督・検査のポイントを習得したり、工事現場で直接、品質管理の状況や施工を見て皆で議論することにより現場技術力を相互に高める機会になったのではと思っています。
  今後も年度内にあと二回の現場技術研修会を予定しており、このような機会を通じて各事務所間の情報の共有と技術的な伝承を図る機会としていきたいと考えています。
工事概要及び砂防ソイルセメントの説明の様子
砂防ソイルセメントの練混ぜの様子
砂防ソイルセメントの各種試験の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


アルプスSABO NEWS一覧へもどる