アルプスＳＡＢＯ　ＮＥＷＳ

　本日、焼岳の火山調査を国土交通省中部地方整備局及び長野県、岐阜県、そして当事務所で行いました。
　この火山調査は、「火山噴火緊急減災対策砂防計画」に基づく現地調査です。
　当日の焼岳は麓から見ると、焼岳に雲がかかっており、無事に調査でき帰ることができるのかなと一抹の不安がありました。実際に行ってみると頂上付近は、ガスがかかっており、さらに足場が悪く危険な状態で、何度も滑って転びそうになったりしましたが、大怪我もなく全員無事戻ることができ、麓に着いたときはホッとしました。
　頂上付近では、地面にある空洞から煙りがのぼり、硫黄のにおいもあり、昭和37年以来、焼岳は活発な活動はしていませんが、この様な様子を見るといつ爆発するのかわからない不安のつきない調査となりました。