アルプスSABO NEWS

Date:
2007/09/12
松本砂防事務所アルプス紀行、奈川、安曇にて第3回を行う!
 松本砂防事務所では、11日(火)に松本市奈川、安曇にてアルプス紀行第3回を「地域を襲った災害〜自然と砂防えん堤について〜」と題し実施しました。
 当日のスケジュールは、まず松本市安曇支所にて安曇資料館の山本さんより「安曇地区の歩み」、そして当事務所長の植野より「上高地の防災事業」と題した2講座が行われました。その次に昭和58年に奈川地区を襲った災害の爪痕が激しかった寄合渡にて奈川支所の奥原さんからお話をしていただき、その後は当事務所事業であります「栃洞沢の流木止め」、「野麦流路工」、「釜ヶ渕砂防えん堤」、「焼岳上々堀沢のワイヤーネット砂防えん堤」を見ていただきました。
 アルプス紀行会員の皆さんは、普段中々聞くこと、見ることができない災害の跡や砂防えん堤を見て、災害の恐ろしさを感じ、砂防えん堤の役割に驚いたりしました。
 当日は、雲が多いものの時折晴れ間も見え、気温も暑くもなく、初秋の奈川と安曇を感じることができたのですが、帰り道雨がポツポツと降り始め、秋の天候の変わりやすさを感じることができました。しかし、これから台風の時期に入りますので、災害が発生しないよう祈るばかりであります。
焼岳ワイヤーネットにて
砂防講座の様子
当日の穂高
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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