アルプスSABO NEWS

Date:
2007/09/10
『キャンプ砂防2007in松本2007』を実施!!
  平成19年9月3日(月)〜7日(金)の5日間にわたり、「キャンプ砂防in松本2007」を実施しました。

  今回のキャンプ砂防には、静岡県・三重県・京都府の大学・大学院から5名の学生が参加し、『中山間地域で生活する人たちとの交流を通じて、砂防事業との関わりを学ぶ』というテーマのもと、砂防施設の見学・砂防工事及び林業の現場体験・地域の方との意見交換を通じて、砂防事業の役割や山村の状況などを学びました。

  NPO法人梓川流域を守る会の協力を得て、初日には加藤さんから「梓川流域の災害・地域の安全と砂防の関わりについて」という内容でお話しをいただき、3日目は奥原さんの指導のもと樹木の間伐・植林地の下草刈りなどの林業体験をしました。

  「日向山第7床固工工事」の現場においては、実際の現場作業を体験し、現場監督の高瀬川出張所長や(株)傳刀組現場代理人の岩本さんからお話を聞いた後、意見交換をし、現場における施工の困難さを体感しました。

  また、梓川上流では、一般に立ち入ることのできない場所の施設や上高地での環境に配慮した施設を見学し、重荒廃地における砂防事業の取り組みを学びました。

  最終日には、今回のキャンプ砂防で学んだことをレポートにまとめ、発表しました。学生のみなさんは、この5日間、実際の現場で体験し、その地域で生活する人・工事現場に携わる人などの話を聞くことによって、砂防事業の必要性を理解すると共に、いろいろなことを得られたようです。
現場体験(日向山にてコンクリート締め固め)の様子
キャンプ砂防in松本の意見交換会の様子
キャンプ砂防in松本に参加したキャンプ生との記念写真
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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