篭川第1号砂防えん堤
 篭川第1号砂防堰堤は、高瀬川の2大支川の一つである篭川の上流部に位置しています。
篭川は、上流域の荒廃に加え、本川や扇沢などの小支渓からの土砂の流出が激しいため、下流の扇状地は天井川となっており、これを解消するため昭和41年に砂防事業が実施されました。
篭川第1号砂防堰堤は、昭和41年5月に着工、昭和43年11月に完成し、篭川における砂防堰堤計画の基礎の役割をしています。

 施工の概要
 掘削作業は重機械が使われ、骨材は購入し、コンクリートは現地で混合されケーブルクレーンで運搬打設された。現場は有料道路を利用するため運行にたびたび難をきたしました。

諸元表
工作物名 篭川第1号砂防ダム工事 着工竣功 S.41.5.28〜S.43.11.25
施工地先名 長野県大町市平区 河川名 信濃川流域高瀬川筋篭川
計画諸元 地 質 流域面積 洪水流量 扞 止 量 貯 砂 量 調 節 量 河床勾配 貯砂勾配
花崗岩、粉岩
石英斑岩等
18.5ku 320m3/sec 74,000m3 130,000m3 15,000m3 1/16.2 1/15.9
構造諸元
山腹工 法 切(m3 石 積(m3 石張水路(m) 谷 留 工 法 留 工 石芝積立 苗木植付







流路工 延 長(m) 流路工巾(m) 床固数(ヵ所) 床固立積(m3 帯 工 数 帯工立積(m3 護 岸(m3







ダム床固護岸工 工   種 型 式 高 (m) 長 (m) 体 積(m3 天端巾(m) 天端処理 天端標高(m)
主 ダ ム 重力式 12.0 166 10,547 2.5 アルビルトップ90s/u
グラノリシック600s/u
1,248.0
第1副ダム 7.5 183.4 3,650 2.5 1,239.0
第2副ダム 6.5 75.0 1,921 2.5 1,230.5
第3副ダム






側   壁

10



水   叩






護   岸






カーテンブロック








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