Himekawa Syuttyoujyo Dayori



平成14年9月6日 発行
国土交通省北陸地方整備局
松本砂防工事事務所 姫川出張所
0261‐72‐2254  FAX0261-72-3544
HP:http://www.hrr.mlit.go.jp/matumoto

 第8回 白馬砂防姫川
   
源流の里フェスティバル

 8月23日(金)〜25日(日)の3日間、松川河川公園に て今年で8回目の白馬砂防姫川・源流の里フェスティバル が開催されました。フェスティバルでは各種魅力的なイベ ントが執り行われ、近隣より多くの方々が夏の思い出作り に訪れました。
 天候にも少しだけ恵まれ、何とか3日間を無事に終える ことができました。
 松本砂防工事事務所では一般の方に砂防事業を理解し てもらうため、パネル展示や土石流模型実験,源流砂防 体験ツアー等を行いました。

↓フェス全景。朝一番にリフ車に飛び込んで撮影。やはり朝一番のためフェス関係者のみです。(申し訳ない!!!)
↑私が姫川出張所の岩佐です!出張所内では特に無人化BHを操作しているわけがありません。

↑魚のつかみ捕り風景。子供達も喜びで魚をつかみ捕ります。
↓大漁!!大物ばかり捕れました。
この後、魚は食卓に並びます。
↓この子は無人化BHコーナに何度も遊びに来てました。オペさんもうなるほどの上達ぶりでした。

↑ザザーッ!土石流模型実験地先にて土石流発生!
 わが姫川出張所では、建設機械の体験コーナー を設置しました。当コーナーではオペさんの重機操作の披露,建設機械に乗っての写真撮影,無人化バックホウ運転体験等を実施しました。特に無人化BH体験では我が子をそっちのけで運転に熱中してしまう父親の姿が目立ちました。

↑あまりにも巧いBH捌きだったので
ヘルメットをかぶせてみました。
↓左が砂防施設無し、右が施設有りの模型です。効果は一目瞭然ですね。

↑総務課長による土石流模型実験地先の土石流災害復旧工事。工費はなんとタダ!!!お疲れさまでした。

↑後片付けにて。テントの部材を運ぶ所長。所長は角材などの長いモノを担ぐのがとてもよく似合います。
  平成14年度 中国水利カウンターパート研修 
▲事業概要について熱く説明し終えた所  長。気合い入ってました。通訳さんも自  然と気合いが入ります。(右から順に喬  さん、通訳の橋本さん、所長)

 8月20日、はるばる中国から中華人民共和国 水利部(中国の国家機関で、主に河川・砂防関係 に携わる部門)の喬殿新さんが、日本における砂 防管理機構,事業組織,企画計画,工事施設等 を学ぶカウンターパート(人材養成)のため、ここ 姫川出張所を訪れました。
▼浦川7号にて。説明直後はナゼか誇らしげなポーズの  所長。お構いなしに通訳さんは淡々と通訳を続けます。
←最近巷で話題になっているマイナスイオンを発生すると  の噂?で持ちきりの源太郎砂防堰堤にて。景観の良さに  喬さんは感動の声を漏らすのでした…。
▲スーパー暗渠にて。万里の長城では  ありません。あしからず。
 日程としては、まず出張所内で管内における事業概要の説明を受け、次に平川,松川,浦川の 現場を順に回りました。喬さんは所長(もとい通訳さん)の気合いを入れた説明に対して耳を傾け て熱心に聞いていました。  喬さんは中国で水利建設の本の執筆に参加するなど数々のスゴイ実績を上げており、このような大物の研修に我々姫川出張所が抜擢されることはとても名誉なことです。
 平成14年度 防災訓練 8月30日

 今月末、防災訓練が行われました。訓練の内容は 上越で地震が発生し、この地震によって姫川出張所 管内の現場で土砂災害が発生したという想定で行わ れました。  一番被害を受けたのは姫川管内ということだった ので、とても忙しい一日となりました。

←姫川災害対策センターの設備。これ一つで浦川を監視したり各地の降水量を調べる等の他、他の出張所と会議を行うこともできるのです。

↑現場で撮った写真は直ちにモバイルパソコンで事務所に転送します。

↑浦川砂防堰堤異常ナシ!

↑これが噂の画像通信システム。いわゆるテレビ電話。

 編 集 後 記
 夏が過ぎ、「秋になるかならないか」という微妙な季節です。「出張所のドリッパー がフル稼働し始めるかしないか」という季節ともいいます(嘘)。これからの寒くなり、 暖かいコーヒーが飲みたくなるこの季節、昼と夜の温度差が一層激しくなって参りま した。さぞコーヒーも美味しく感じることでしょう。  工期に向けてフル稼働という業者さんもいらっしゃると存じますが、焦らずにコー ヒーでも飲んで落ち着きましょう。
ホットコーヒはブラックを好む編集者
↑出張所のドリッパー。下に残ってるのは、いつのコーヒだろう。
(8月某日撮影)