浦川スーパー暗渠砂防えん堤って?

世界初の新型砂防えん堤
 平成7年度の姫川災害を契機に、従来と同等以上の安全度を有し、より合理的で自然環境に配慮した計画とするための多目的な基本方針(特徴と機能)のもとに計画を行い、平成8年着工、平成10年に完成し、浦川スーパー暗渠砂防えん堤と名付けられました。
 この形式のえん堤としては世界初の着工、世界最初の完成となっています。



浦川スーパー暗渠砂防えん堤
データ
高さ 11m
120m
暗渠部の半径 4m

浦川スーパー暗渠砂防えん堤の特徴と機能
通常時及び小規模洪水時には下流への土砂供給。
異常土砂流出時の土砂調節効果。
床固め工としての機能を有することにより、河床変動を抑制。
大暗渠により魚類の上下流の往来可能となるため、魚類等の生態系保全が図られる。
緊急時等にはえん堤の天端を往来することが可能。
越流タイプでないためえん堤全面の先掘防止としての副えん堤、水叩きが不要になり、コスト縮減が図れる。
眼鏡橋のようなユニークなデザインを採用することにより、シンボリックなものとなった。

事務所紹介プライバシーポリシー著作権についてお問い合わせ
Copyright (C) Matsumoto Sabo Office. All Rights Reserved