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災害を引き起こす大きな原因は雨。地表をけずり、川を暴れ川に変え、上流から土砂を押し流す。そして上流では山くずれや土石流、下流では洪水を起こし、大きな被害を出すんだ。
日本は6月から7月にかけて梅雨、8月から9月にかけては台風と、大雨のふりやすい気象条件をそなえていて、災害はこの時期に多く集中しているよ。
また、梓川と高瀬川の流域は冬にたくさんの雪がふるよね。すると雪崩が起きる。雪崩は山の斜面を下りながら土砂や石をけずりとっていく。そして、これらの土砂や石は山の下の方に堆積し、春の雪どけや大雨の時などに下流へと運ばれて、災害の原因をつくることになるんだ。 |
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・家の前は1〜2メートルの高さまで流木がおしよせ、家の中にも石や泥がいっぱい。 |
・土砂にうまった寄合渡"そばの里" |
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●気温は同じくらいでも雨量でこんなに差がある奈川村と大町市 |
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資料:気象庁(1979〜1990年平均) |
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・ネコが上を向いて寝ると雨がふる。
・アリがいっせいにえさを運ぶ時は大雨がふる。
・ヘビが木にのぼると雨になる。
・星がよく光る時は雨がふる。 |
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・コイが水面で呼吸する時は雨になる。
・遠くの山が近くに見えるときは雨になる。
・朝霧が多くでると晴れる。

・西の空が夕焼けだと明日は晴れる。
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