日本全国には水を利用したり洪水を防ぐダムがたくさんあるよね。
でも、ダムといっても種類や目的はいろいろ。
梓川と高瀬川の6つのダムはそれぞれ、どれにあてはまるかな。
チェックしてみよう。
ダムにためた水の使い方
(水を利用し、洪水を防ぐ
多目的ダムの大町ダムの場合)
アーチダム ロックフィルダム 重力ダム
上から見ると半円形のアーチ状になっているダム。アーチにすることによって水圧を両側の岩盤に伝えて、支えている。そのため、両側の岩盤がじょうぶな場所にしか作れない。 岩石を盛ってつくられているダム。基礎の面積が広いため水圧やダムの重さが分散できる。 ダム自体のコンクリートの重さで水圧をささえるダムで、断面はほぼ三角形になっている。
・奈川渡ダム、水殿ダム、稲核ダム ・高瀬ダム、七倉ダム 大町ダム
揚水式発電のしくみ
電気を使う量が少ない夜の間に、あまっている電気でポンプを動かして下の貯水池の水を上の調整池にくみ上げておく。そして電気が多く使われる昼間に水を落として発電する。

揚水式発電をしているダム
(梓川/奈川渡ダム、水殿ダム、稲核ダム)
(高瀬川/高瀬ダム、七倉ダム)