北アルプスがそびえ、梓川や高瀬川が流れ、安曇野がひろがるわたしたちのふるさとは、どんな生いたちをたどってきたのだろう。
  地球が生まれてから約46億年。大陸の移動、火山の活動、川の働き、気象などさまざまな影響を受けながら、気の遠くなるような年月を経て現在のすがたに変わってきたんだ。
アジア大陸の東のふちで日本列島の土台が少しずつ成長してきた。 日本海ができつつあった。
多く見られる島は大陸のかけらだ。
海面が低下し、日本列島は朝鮮半島や樺太と地つづきになっていたよ。
その後、海面の上昇・下降をくり返しながら、大陸とはなれて現在の形へと近づいていったんだ。