川や湖には魚や水生昆虫など、水中を生活の場とする生きものたちがいろいろいるよ。だけど水温や水質、流れの速さなどによってそれぞれ生活の場所をすみ分けているんだ。川の上流と中流、川と湖や池、どんな生き物がすんでいるのか、見てみよう。
・さけのなかま
・本州と北海道に分布
・日本産の淡水魚のうち、もっとも標高の高い渓流に生息する
・岩かげにひそみ、流れてくる昆虫や水生昆虫、小さい魚などを食べる。
・2年で約25cmの成魚となり、9月〜11月に流れのゆるやかな砂れきの川底に産卵床をつくって産卵する
びっくり!変わった一生をおくるカワシンジュガイ
大町市を流れる農具川にすむカワシンジュガイ。この貝は生まれてすぐキザキマスという魚のえらに寄生して2ヶ月ばかり過ごし、その後、砂の中にもぐるんだ。そこで大きくなってから、流れの強い砂れき地に移り、約50年くらい生きつづけるんだって。そうやって大むかしの氷河時代からずっと生きのびてきたんだよ。
動物あてクイズの答
@ニホンカモシカ
Aニホンザル
Bニホンリス
Cオコジョ
Dノウサギ
Eツキノワグマ