施設の場所 |
国道148号線、白馬村の平川橋上・下流 |
施設の概要・特徴 |
平川は姫川の上流域にあり、北アルプスの唐松岳、五龍岳などを水源としています。急流河川で土砂の流出も激しく、たびたび多量の土砂流出による被害をもたらしてきました。その土砂の影響により下流部には大扇状地が形成されています。土砂流出の対策としては河床の安定、流路の固定、洪水防止などの工事を実施してきました。 |
付帯施設の有無 |
なし |
学習のポイント |
古くから、崩壊しやすい地質を抱える山岳からの多量の土砂の流出に苦労させられてきた平川流域。今では、その大きな扇状地に別荘地やリゾート施設が建設され、山腹にはいくつものスキー場が出来ています。この一帯は年間400万人の観光客が訪れる山岳リゾート地になっています。 大扇状地を貫く平川では、広くて長く直線的な流路工(渓流保全工)が見学できます。流路工の仕組みと役割を理解した上で見学すると、それがよく分かります。また扇状地の広がりも実感できます。さらに、耕地のあるところとないところと、扇状地の関係も分かりそうです。 砂防施設が、多くの人々が安心して訪れることができる観光地づくりに役立っていることも学習できます。
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付近の見学コース |
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塩の道 千国コースでは前山百体観音から親坂石仏群までの道のりが有名。牛方宿、水飲み場・弘法清水、牛つなぎ石など。 |
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