施設の場所 |
国道148号線蒲原沢の新国界橋北側 |
施設の概要・特徴 |
蒲原沢は、新潟県糸魚川市と長野県小谷村の境界に沿って流れ、姫川に合流する急流河川です。上流は崩壊しやすい地質でもあるため、昔からたびたび土石流が発生してきました。現在3ヵ所に砂防えん堤が整備されています。 |
付帯施設の有無 |
なし |
学習のポイント |
蒲原沢慰霊碑は、平成8年12月6日に発生した土石流による災害で亡くなった14名の人々の慰霊と、この災害の記憶を風化させず後世に伝えるために建立されたものです。4000名を超える方々からの浄財によって建立されました。亡くなったのは、前年の姫川災害の復旧工事にあたっていた作業員の方々でした。 慰霊碑のある場所からは、蒲原沢の大きな砂防えん堤を見ることができます。いまも絶え間無く続く自然災害と災害を防ぐために続く人々の努力、そして二度と犠牲者を出したくないという人々の願いを、この慰霊碑を通じて子どもたちに伝えていきたいものです。 |
付近の見学コース |
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日本の道100選 大糸線と並行して走る国道148号線は日本海につながる重要な幹線道路です。土石流だけでなく雪崩れ・落石対策も各所で施され、「防雪の道」として選ばれています。 |
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