見学会




河童橋
講師から昭和初期の河童橋の写真と最近の河童橋の写真をパネルで見せられ、上流の槍ケ岳や穂高などからの土砂流入により、梓川の河床が上昇していることについて説明を聞きました。
子どもたちは土砂が川の流れと一緒に移動し、川底が上昇するというイメージを持つことができました。
大正池と焼岳
大正池と焼岳を見学。大正4年の焼岳噴火と大正池誕生の話、その大正池は今、上流から流れこんだ土砂が池の底につもって、水量や池の面積が減ってきているため、土砂をとりのぞいているという話を聞きました。
さらに、大正池の水を利用して発電(霞沢発電所)を行っていることについても説明を受けました。
釜ヶ淵上流砂防
上高地の出口につくられた重要なえん堤であること、また国の有形文化財に登録されたこと、景観的にも優れていることなどについて説明を受けました。
昭和10年代に機械を一切使わずにつくったと聞いて、子どもたちは砂防に携わる人々の苦労に感じいっていました。
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