|
 |
 |
 |
蒲原沢は糸魚川市と小谷村の境界に沿って流れ込む急流河川です。上流は崩壊しやすい地質であるため、昔からたびたび土石流が発生しています。現在は3ヶ所に砂防ダムが整備されています。
|
 |
 |
 |
松川は白馬岳、唐松岳を水源としています。松川はフォッサマグナ線上に位置し、崩れやすい地質であるため、下流部には広大な扇状地を形成しています。崩壊した土砂が川底を上昇させ、大雨による氾濫をたびたび起こしてきました。
|
|
 |
 |
平川は北アルプスの唐松岳、五龍岳、などを水源とした急流河川で、土砂の流出も激しく、下流部には大扇状地を形成しています。河床の安定、流路の固定、洪水防止などの工事を実施しています。
|
|
 |
 |
猫鼻砂防ダムの上流にある、スリットが入った砂防ダムです。ダムとして土砂をせき止めるだけでなく、少しずつ下流に土砂を流すことでより自然に近い形で下流に土砂を供給します。
|
|
 |
 |
高瀬川下流の川岸に多くあった森林が、
昭和時代に伐採されると、たびたび洪水が発生、その対策として高瀬川支流の鹿島川で最初の砂防ダムとして作られました。
|
|
 |
 |
スリット式砂防えん堤は、通常時は無害な土砂を下流に流して河岸、海岸浸食の防止に貢献し、有害土砂の調節を行います。また、スリット部が魚道として機能するものもあり、生態系にも調和した工法です。
|
|
 |
 |
大正期に作られた砂防施設で、19段の階段状の施設は急勾配の川の護岸と河床に割石を敷き詰めて作られたものです。周辺には十数種類もの多様な砂防施設があることなどから、砂防学習ゾーンとして整備されています。また、山腹に対する植林なども進み、自然豊かな景観を見せています。
|
|