平成7年の姫川水害

 平成7年7月11日は梅雨末期の豪雨になりました。局地的には総雨量400oを記録する大雨が降りました。姫川全流域で山肌が崩れ、姫川水系38カ所で土石流が発生しました。道路が寸断され、425世帯が孤立しました。また大糸線は2年4カ月間にわたり不通になりました。その影響で、姫川温泉の客足は途絶え、地域経済は大打撃を受けました。




稗田山(ひえだやま)と浦川

 姫川に流れ込む浦川の上流には、日本三大崩壊の一つといわれる稗田山の崩壊地があります。脆弱な地質が原因になり大規模な崩壊が続いています。

 明治44年(1911)の大崩壊は姫川を堰き止め、大洪水を発生させ死者23名を出す大惨事を起こしています。

参加校はどのような学習をするのですか?

 今後具体的な学習が計画されます。これまでも各校では身近な川の自然や川と人々の生活のかかわり、さらに川の氾濫や土石流など、自然災害や防災に関する学習が行われています。そのように地域の教材を活用した広がりのある学習、その成果が楽しみですね。
10月15日はどんな発表会になりますか?
 平成14年度からスタートする「総合的な学習の時間」には、子どもたちの興味・関心を大切にした学習が行われます。学習のまとめと発表も大切です。発表会は、学習プロセスも含めて、子どもたちが学んだことを保護者や他校の子どもたちにも知っていただく絶好の機会にもなります。自分たちの学習をどのように発表すればいいのか、それを考えるのも楽しいですね。


国土交通省
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