安曇村立安曇小学校「島々谷川の桜並木の秘密」
安曇村は日本を代表する景勝地、上高地がある村です。村を流れる島々谷は、昭和20年(1945)に大きな水害を起しました。

安曇小の4・5年生は今回、この昭和20年の水害について調べることにしました。
見学会では島々谷に沿って上流まで歩きながら、砂防施設や周辺の地形などを観察しました。
以前から校外学習などで何度も歩いているコースですが、災害の話を聞いた後では、がけくずれのあとや、川にたまった土砂など、今まで気づかなかったところにも目が行き、災害のおそろしさを実感しました。
●発表児童:4・5年生18名
●指導教諭:曽山信一先生、征矢野安政先生
学校紹介ビデオの上映。
子供たちが順番に学習成果を発表していきました。

島々谷川の美しい桜並木の写真を導入にして、発表しました。
(発表内容抜粋)
島々谷川の堤防の上の桜並木はいつ頃植えられたのか調べた。
昭和20年頃の水害に関係があるらしい。
当時を知る人に水害の話を直接聞いたり、手紙をいただいたりした。
村の助役さんにも話を聞き、学校の日誌や、役場に保存されていた水害の写真を調べた。水害の状況を示した地図もあった。
大水害が起きた原因を考えた。
現在の島々谷川の砂防施設を見学した。
また、松本砂防工事事務所梓川出張所を訪問して話を聞いた。
盛り土を作って水流実験をしたり、村長さんにも話を聞いた。
生活を守ることと自然を守ることの両立をしっかり考えていかねばならないことがわかった。

最後にゲストからのインタビューに答えました。
戻る