□ 平川(源太郎砂防堰堤)
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 平川源太郎砂防堰堤は平川流路工の上流部に位置し、下流の流路工の機能を発揮させるため、上流から流れてくる土砂の量を調整します。
 平川は過去に幾たびの土砂氾濫に見舞われたため、昭和37年から国による直轄砂防事業が開始され、平成2年までの二十数年の歳月を掛け整備されてきました。平川扇状地は昭和29年より別荘地の分譲がはじまり、現在では多くの別荘や、ペンション、スポーツ施設などが整備されています。


(会員より)
 横沢裕白馬村長の「はじめに砂防ありき」は、地域のリーダーが、堂々と言い切った名言だと思いました。公共事業の中でも箱ものは目立ちますが、砂防堰堤のように、誰も見ることのできないような山の中で、どっしりと大地を守ってくれる姿を、大勢の市民がもっと知る時だと思いました。
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