黒部川若栗地区の住民が、黒部川の環境美化活動に取り組んでいます
近年、黒部川では、個人のモラルの低下等により毎年約300件もの不法投棄が確認されています。
特に、黒部市若栗地区は、自然豊かな河川敷内へのゴミの不法投棄が著しいため、若栗地区住民は、子供が安心して遊ぶことの出来る河川敷の整備や、地区民の意識を高める事を目的に地域の方々が率先して黒部川の環境美化活動に取り組んでいます。
その活動方針の一つとして、毎年4月の第1日曜日を「河川敷のゴミ拾いの日」と設定し、河川敷での「ゴミ拾い」を行っており、秋には同場所で「草刈り活動」を実施しています。
また、地元の若栗小学校もこの活動に参加し、平成16年から黒部河川事務所と協力して黒部川へのゴミのポイ捨てや不法投棄防止の啓発活動として、児童が製作したポスターを河川敷に設置しています。
平成20年度には、このような活動を継続的に行っていることが評価され、富山一級水系水質汚濁対策連絡協議会で優良団体賞を受賞しています。
黒部河川事務所では、ゴミの不法投棄の減少を目指して河川巡視や啓蒙活動を引き続き実施していくとともに、今後もお互い協力し合い引き続き黒部川の河川愛護活動にご尽力いただけたらと思っています。
黒部川における不法投棄の状況が、以下で確認できます。
http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/river/gomimap/