平成25年度 出し平ダム・宇奈月ダムの連携排砂について(速報)


 6月19日〜6月22日の連携排砂、8月23日〜8月25日の連携通砂、8月30日〜8月31日の細砂通過放流実施に伴う、「測量成果(貯水池内)」及び「主な環境調査(水質・底質)結果」について、お知らせします。


1.測量結果(貯水池内)について
出し平ダムについては、連携排砂後に実施した測量の結果、排砂量が約18万m(目標排砂量14万m3※1)となりました。この結果は、想定変動範囲内(約7万m〜約31万m)に収まる結果となりました。
 なお、通砂後の測量については8月に実施し、現在とりまとめ中です。
(※1:目標排砂量は、平成24年排砂後から平成25年5月までに堆積した土砂量)
宇奈月ダムについては、目標排砂量を設定していませんが、出し平ダムと連携排砂を実施し、今年5月と排砂後の測量結果から、差し引き約0.5万mの堆積土砂の減少が確認されました。
 なお、排砂期間終了後の測量については、現在作業中です。
 
【参考】 連携排砂が始まった平成13年から昨年までの出し平ダムにおける年間排砂量は平均で約29万mとなっています。

2.主な環境調査(水質・底質)結果について
 連携排砂の実施に伴い、出し平ダムから海域の間において、環境調査(水質・底質)を実施した結果、ダム貯水池、河川、海域ともに概ね過去の測定値の範囲内でした。
  なお、連携通砂時及び細砂通過放流時の観測データについては分析中です。

3.今後の予定について
 今年度の連携排砂等の結果につきましては、今回お知らせさせていただいた主な環境調査結果を含め、計画した全ての調査が終了・まとまった後、「黒部川ダム排砂評価委員会」(平成26年1月開催予定)で評価していただく予定です。

(添付資料)
平成25年度連携排砂の実施結果について(速報)・・・・・・・・・・・・添付資料−1
平成25年8月連携通砂の実施経過について(速報)・・・・・・・・・・添付資料−2
平成25年8月細砂通過放流の実施経過について(速報)・・・・・・添付資料−3
 

なお、詳細資料につきましては、黒部河川事務所ホームページ
「宇奈月ダム・排砂関連情報」(http://www.kurobe.go.jp/haisa/haisa.cgi
に掲載しておりますので、そちらをご覧下さい。


問い合わせ先
国土交通省 北陸地方整備局 黒部河川事務所
 
副所長(技)  福井 義隆  
土砂管理課長 山田 義仁   
  TEL:0765(52)1122(代表)
   
  関西電力(株)北陸支社
 
 総務・広報グループ 中村 卓也 TEL:076(442)8212(直通)