平成24年度 出し平ダム・宇奈月ダムの連携排砂について(速報)


 6月19日〜6月21日の連携排砂に伴う、「測量結果(貯水池内)」及び「主な環境調査(水質・底質)結果」について、お知らせします。


1.測量結果(貯水池内)について
出し平ダムについては、連携排砂後に実施した測量の結果、排砂量が約44万m(目標排砂量61万m) となりました。この結果は、想定変動範囲(約49万m〜約65万m)に至らない結果となりました。
(※1:目標排砂量は、平成23年度排砂後から平成24年5月までに堆積した土砂量)
 
【参考】 連携排砂が始まった平成13年から昨年までの出し平ダムの年間排砂量は、平均で約29万mとなっています。
宇奈月ダムについては、目標排砂量を設定していませんが、出し平ダムと連携排砂を実施し、今年5月と排砂後の測量結果から、差し引き約5万mの積土砂の減少が確認されました。

2.主な環境調査(水質・底質)結果について
 連携排砂の実施に伴い、出し平ダムから海域の間において、環境調査(水質・底質調査)を実施した結果、ダム貯水池、河川、海域ともに概ね過去の測定値の範囲内でした。

3.今後の予定について
 今年度の連携排砂の結果につきましては、今回、ご説明させていただいた主な環境調査結果を含め、計画した全ての調査が終了・まとまった後、「黒部川ダム排砂評価委員会」(平成25年1月開催予定)で評価していただく予定です。

(添付資料)
平成24年度連携排砂の連携排砂の実施結果について(速報)

なお、詳細資料につきましては、黒部河川事務所ホームページ
「宇奈月ダム・排砂関連情報」(http://www.kurobe.go.jp/haisa/haisa.cgi
に掲載しておりますので、そちらをご覧下さい。


問い合わせ先
国土交通省 北陸地方整備局 黒部河川事務所
 
副所長(技)  佐々木 健一  
土砂管理課長 山田 義仁   
  TEL:0765(52)1122(代表)
   
  関西電力(株)北陸支社
 
 総務・広報グループ 中村 卓也 TEL:076(442)8212(直通)