下新川海岸では、平成2 0 年2 月2 4 日の高波によって来襲波が海岸堤防を越え、
一般住宅等の浸水や海岸保全施設の倒壊が発生しました。
その後、直立堤、消波工、離岸堤等の多くの海岸保全施設を復旧した他、再度災害防止
を目的とした大型の防災工事を着実に実施してきました。
現在、越波・浸水被害のあった黒部市生地地区では、堤防の沖合に新型の有脚式離岸堤
整備を進めています。
1 つの大きなブロック(堤体ブロック) を分割した構造での有脚式離岸堤は我が国で
唯一、下新川海岸でのみ行っています。当日は、1 0 0 t 以上ある分割したブロックを、
県内ではほとんど使われない大型の5 0 0 t 吊陸上クレーン、2 5 0 t 吊海上クレーンに
より、据え付ける工事を実施します。
つきましては、以下の日程で時間を設け、報道機関の方へ堤体ブロック据付工事の説明を実施しますので、ご案内致します。
● 堤体ブロック製作箇所( 陸上クレーンによる、台船への堤体ブロック積込)
【日時】 平成2 4 年8 月1 1 日( 土 ) 8 時〜 9 時
【場所】 富山県下新川郡入善町芦崎地先( 入善漁港近く) |
● 堤体ブロック据付箇所( 海上クレーンによる、堤体ブロック据付)
【日時】 平成2 4 年8 月1 1 日(土 ) 10 時〜 1 1 時
【場所】 富山県黒部市生地地先( 生地鼻灯台近く) |
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