平成22年度 出し平ダム・宇奈月ダムの連携排砂について(速報)


 6月27日〜6月28日の連携排砂、7月12日〜7月13日の連携試 験通砂及び8月12日〜8月13日の短時間集中豪雨対策における、「測量結果」及び「主な環境調査結果」について、お知らせします。


1.測量結果について
出し平ダムにおいては、今年度の連携排砂後の測量の結果、排砂量が約16万mとなりました(目標排砂量約14万m)。なお、この結果は、想定変動範囲(約8万m〜約18万m)に収まる結果となりました。
また、連携試験通砂後の測量の結果、排砂後から約5万mの減少が確認されました。
更に、短時間集中豪雨対策後の測量の結果、試験通砂後から約5万mの堆積が確認されました。
 
【参考】 連携排砂が始まった平成13年から昨年までの出し平ダムの年間排砂量は、平均で約29万mとなっています。
宇奈月ダムについては、目標排砂量を設定していませんが、今年5月から連携排砂後までの測量の結果、約11万mの堆積が確認されました。
また、連携試験通砂後の測量の結果、排砂後から約3万mの堆積が確認されました。
更に、短時間集中豪雨対策後の測量の結果、試験通砂後から土砂の量に変動は認められませんでした。

2.主な環境調査結果について
 連携排砂、連携試験通砂及び短時間集中豪雨対策の実施に伴い、出し平ダムから海域の間において、環境調査(水質・底質調査)を実施した結果、ダム貯水池、河川、海域ともに概ね過去の測定値の範囲内でした。(測定結果は添付資料をご覧下さい。)

3.今後の予定について
 今年度の連携排砂、連携試験通砂及び短時間集中豪雨対策につきましては、今回の環境調査結果を含め、計画した全ての調査が終了次第、「黒部川ダム排砂評価委員会」で評価していただく予定です。

(添付資料)
平成22年度連携排砂、連携試験通砂及び短時間集中豪雨対策の実施結果について(速報)

なお、詳細資料につきましては、黒部河川事務所ホームページ
「宇奈月ダム・排砂関連情報」(http://www.kurobe.go.jp/haisa/haisa.cgi
に掲載しておりますので、そちらをご覧下さい。


問い合わせ先
国土交通省 北陸地方整備局 黒部河川事務所
 
副所長(技)  鈴木 和弘  TEL:0765(52)1122(代表)
   
  関西電力株式会社
 
北陸支社 総務・広報グループ  村山又は入船 TEL:076(442)8212(直通)