洪水から守ろうみんなの地域 水防月間


 我が国は、自然的・社会的環境から洪水等による災害を受けやすく、このため毎年のように豪雨や台風による洪水が全国各地で発生しています。
 このため、黒部河川事務所では、従来より水防訓練の実施、水防工法・技術の習得等を図っているところですが、本年は今まで以上に黒部川流域の皆様に水防の意義及び重要性について理解し、水防意識の向上を図っていただくため、平成21年度「水防月間」において以下の取り組みを実施します。

 なお、実施にあたっての詳細は、随時記者発表や当事務所ホームページ上でお知らせします。


予定日 行事名 主催及び担当課 場所 出席者等 内容等
5月12日(火) 出水時における
洪水対応演習
河川管理課 黒部河川事務所 黒部河川事務所 洪水時を想定し、電話及びFAXを使った情報伝達等の訓練を行う。
6月13日(土) 黒部川水防訓練 黒部川水防連絡会 入善町小摺戸地先
(黒部川 権蔵橋上流)
黒部河川事務所、富山県、水防関係市町、消防署等…合計約200名を予定 出水期を前に、水防技術の伝承習得、水防機関の指揮向上、水防思想の啓発を目的として流域内の水防機関(消防機関)が合同で訓練を行う。
6月中旬 黒部川合同河川巡視 黒部川水防連絡会 黒部川流域 黒部市、入善町、朝日町、黒部河川事務所・・・合計約30名を予定 出水期を前に、水防活動がスムーズに行えるよう、水防機関が集合し、以下の点について確認する。
@重要水防箇所の確認・・・洪水時に危険が予想され、重点的に巡視点検が必要となる箇所について確認する。
A水防倉庫等の点検・・・水防活動を実施するために必要な緊急資材を備蓄している水防倉庫内の資材の備蓄状況の確認を行う。
6月中旬 重要水防箇所の公表 河川管理課 ホームページ
にて公表
洪水時に危険が予想され、重点的に巡視点検が必要となる箇所についてホームページ上にて公表する。


水防月間とは

昭和61年の台風10号による出水の際における懸命な水防活動を契機として、水防活動が極めて重要であることが再認識されたため、昭和62年度から毎年出水期前の5月(北海道は6月)を水防月間とし、水防の重要性を国民に周知すること等を目的として各種の行事を実施しているものです。
クリックするとリーフレット画像をご覧になれます