平成20年2月24日冬期風浪により、下新川海岸において国が施工する直轄海岸保全施設について、入善町神子沢(みこざわ)地先では直立堤防が倒壊するとともに、黒部市生地(いくじ)地先、入善町吉原(よしわら)地先及び朝日町赤川(あかがわ)地先などにおいて消波工、離岸堤、人工リーフなどが一部散乱・沈下し、入善町の直立堤では空洞が発生するなどの被災を受けました。
下新川海岸は我が国有数の侵食海岸であり、波のエネルギーが減勢されずにそのまま海岸へと到達することから、被災した施設を放置しておくと甚大な被害の発生または拡大につながる危険性があります。そのため被災施設の早期復旧を目的として、19箇所、約53億円(直轄海岸災害復旧事業)の採択を受けました。市町別の被災箇所数等は別紙のとおりです。
被災箇所の復旧は、今年度の冬期波浪による再度災害発生の防止を図りながら、平成21年秋の完成を予定しており、早期復旧に努めてまいります。 |