平成20年度 出し平ダム・宇奈月ダム連携排砂
の実施結果がまとまりました(速報)


 平成20年6月29日〜7月2日に実施しました連携排砂の排砂量及び排砂に伴う主な環境調査結果がとりまとまりましたので、お知らせいたします。


1.排砂量について
 今年度の連携排砂の結果、出し平ダムにおいては、目標排砂量約32万mに対して、測量の結果、実績排砂量が約35万mとなりました。
 なお、この結果は、事前に想定していた排砂量の想定変動範囲(約27万m〜約36万m)に収まる結果となりました。
 また、宇奈月ダムについては、連携排砂前後にかけて溜まっている土砂の量に変動は認められませんでした。
【参考】 連携排砂が始まった平成13年から昨年までの出し平ダムの年間の排砂量は、平均で約29万mとなっています。

2.主な環境調査結果について
 連携排砂実施に伴い、出し平ダムから海域の間において、環境調査(水質・底質調査)を実施した結果、ダム貯水池、河川、海域ともに概ね過去の測定値の範囲内でした。(測定結果は添付資料をご覧下さい。)

3.今後の予定について
 今年度の連携排砂につきましては、計画した全ての調査が終了次第、「黒部川ダム排砂評価委員会」で評価していただく予定です。


 なお、詳細な資料につきましては、
黒部河川事務所ホームページ(http://www.kurobe.go.jp/haisa/haisa.cgi)に掲載しておりますので、そちらをご覧下さい。


問い合わせ先
国土交通省 北陸地方整備局 黒部河川事務所
 
副所長  鈴木 和弘  TEL:0765(52)1122(代表)
   
  関西電力株式会社
 
北陸支社 総務・広報グループ  小林又は松本 TEL:076(442)8212(直通)