黒部川の濁りについて


 平成18年5月26日、黒部川の濁りが増した為同日午後から「国土交通省黒部河川事務所」がヘリによる流域調査を実施したところ、黒部川右支川黒薙川上流部の北又谷において、土砂崩壊の発生を確認しました。状況は以下のとおり。

1.確認状況
 
@発生日時 不 明
A確認日時   平成18年5月26日(金)13時頃
B発生場所   下新川郡朝日町(通称:内山ハゲ)
黒部川合流点から黒薙川上流8km地点右岸
C推定崩壊量   約25,000m3(幅約50m×長さ約100m×平均深さ約5m)
D河道閉塞は起きていない
   
2.今後の状況 
 
@ 当分の間、濁りは続く模様です。
A 黒薙川においては、これからの気象状況によっては河川の増水や土砂災害に注意が必要です。
   
3.国土交通省の対応
 
黒薙川に設置した監視カメラ(3台)で状況を確認するとともに、宇奈月ダム湖において、濁度の監視を行い、異常値が観測された場合には、必要に応じて、崩壊地の管理者(林野庁富山森林管理署)、北又谷の河川管理者(富山県)、黒部市等の関係機関に連絡する。
   
4.その他
  添付資料(位置図1枚、写真3枚)については、黒部河川事務所ホームページ(新着情報)にて、以下のアドレスより入手可能です。
http://www.kurobe.go.jp/


問い合わせ先
国土交通省 北陸地方整備局 黒部河川事務所
  副所長 丸山 信明
    調査課長 西川  一
    0765−52−1122(代表)