黒部川Field Reports No.022

大島海岸の海辺づくり懇談会を開きました。


・黒部市石田漁港から片貝川右岸の間に位置する大島海岸は、砂浜の海岸景観と消波工によって防護された人工的な海岸景観からなる海岸で海浜背後には「ハマゴウ」、「ハマボウフウ」等の海浜植物群落が見られクロマツの樹林帯につながっています。クロマツ樹林帯の中には、大島キャンプ場があり夏季には、県内外からの観光客で賑わいます。しかし、大島海岸では自動車の乗り入れによるハマゴウ等の踏み荒らし、砂利の不法採取による生息範囲の減少やゴミの投げ捨て、家庭ゴミの焼却等により海岸環境が破壊される危惧があります。これらに対し住民による住民のための「自動車乗り入れによる植生域減少」、「ゴミの投げ捨て」、「砂利の不法採取」等の対応策を立案していくために地域より公募による委員と各層からの代表者により話し合いをするため、「大島海岸の海辺づくり談話会」を設置し平成13年3月18日(日)に石田公民館にて第1回の談話会を開催いたしました。


懇談会写真

今回の懇談会の様子です。


懇談会の様子
 

大島海岸の現地見学
 


海岸の現状

大島海岸には車が乗り入れ、「ハマゴウ、ハマボウフウ等」の海岸植生が踏みにじられています。また、ごみが散乱し、家庭ゴミを海岸に持ち込んで消却する人もいます。

       
捨てられたゴミ


今後の懇談会予定

 今回の談話回の内容をふまえH13年度に談話回3回、協議会3回実施したいと考えております。

報告 : 調査課 I