黒部川Field Reports No.0156 | ||||||||||||||||||||||
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平成14年11月6日(水)〜7日(木)にかけてJICAからフィピン人のエルミロさんという研修生 と通訳の窪田さんの2名が来所しました。説明は、調査課長が富山弁混じりの日本語で行いました。 黒部川の生い立ちである急峻な地形と洪水によって作られた扇状地のことを話した際に、通訳の方が扇状地という言葉をどのように訳するのか苦労されていたので、私が後で教えてあげました。それは、「アレヴィアルファン (alluvial fan)」といいます。(実は、インターネットで調べました)また、魚の退避場の必要性、水制の種類が多い理由、霞堤から洪水が溢れない理由、河床勾配、低落差発電、農業用水、砂防、宇奈月ダムの排砂等を説明しました。 研修生はメモを一生懸命に取っていました。なんでも、本国に帰ってから、 報告会があるのだと通訳の方が話してくれました。 宇奈月ダム下流や資料室(大夢来館)で宇奈月ダムの必要性、砂防ダムの構造の違い(クロ-ズドタイプとスリットタイプ)による使い分けなどの質問も出て、研修生だけではなく通訳と私も勉強になりました。 現場案内の最後に、事務所に戻って、川倉と竹蛇篭の模型、災害対策室の 監視システムも見学してもらった。研修生は、侵食センサーを使った河床浸食システムに興味を持ち、フィリピンでもぜひ導入してみたいと言っていました。 |
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―あとがき― 現場案内で『よく使う専門用語を英語で話すことができれば・・・』と思った。 そこで、問題です。以下の言葉を英語でどのように言うのでしょうか? @霞堤(かすみてい) A水制(すいせい) B流域(りゅういき) 答え @オープンダイク、Aグローイン、Bキャッチアップエリア。スペルは、調べて見てください。では、グッバイ(good−by)。 |
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2002/11/08 報告 : 調査課 T . Y |
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