黒部川で「水生生物調査」を行いました。

掲載日:2023/09/11

水生生物調査とは、川にいる生き物の生息状況を観察し、その結果から簡易的に水質を把握する方法で、河川愛護や水質に関心を持っていただくことを目的に、昭和59年度から実施しています。

黒部川では、黒部市内の小学4〜6年生から成る「くろべ水の少年団」が、7月22日(土)に黒部川下流部(飛騨地先)と中流部(内山地先)、8月18日(金)に上流部(鐘釣地先)で水生生物調査を実施しました。

調査の方法は、石に付着している水生生物により水質の判定をします。

調査前には、川で安全に遊ぶ方法や水難事故防止について学び、水温・流速の計測や、水生生物の採取を行いました。

子供達は、川の水を掬ったり、石をひっくり返したりして沢山の水生生物を見つけていました。また、川の水の冷たさに驚いたり、魚を見つけてはしゃいだりと、楽しそうにしている子供達の姿を見られました。中には、見つけた水生生物や石などを職員に自慢してくれる子もいました。

こういった体験から、川の楽しさや危険さ、河川愛護の大切さを子供達が感じてくれていれば幸いです。


  • 下流部調査(飛騨)

  • 中流部調査(内山)

  • 上流部調査(鐘釣)

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