黒部川下流部・上流部でくろべ水の少年団が「水生生物調査」を行いました。

掲載日:2022/08/23

 水生生物調査とは、川にいる生き物の生息状況を観察し、その結果から簡易的に水質を把握する方法で、河川愛護や水質に関心を持っていただくことを目的に、昭和59年度から実施しています。

 黒部川では、黒部市内の小学4〜6年生から成る「くろべ水の少年団」が、7月3日(日)に黒部川下流部(飛騨地先)、8月20日(土)に上流部(鐘釣地先)で水生生物調査を実施しました。
 調査の方法は、川の中の水生生物を網等で採取したり、石に付着している水生生物を採取し、確認や分類を行った後、『きれいな水』『少しきたない水』『きたない水』『大変きたない水』の4段階で判定するものです。

 黒部河川事務所の職員から川で安全に遊ぶ方法や水難事故防止についての説明を受けた後、水温・流速の計測や、水生生物の採取を行いました。
 子ども達は川の水を掬ったり、慎重に石をひっくり返したりして、沢山の水生生物を見つけることができました。実際に川に入って生き物を調べることで、自然の楽しさや危険さ、河川愛護の大切さを感じていただけたのではないかと思います。


  • 下流部調査(飛騨)

  • 上流部調査(鐘釣)

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