桜井高校の生徒が夏期実習を行いました

掲載日:2016/08/01

 国土交通省北陸地方整備局では土木系の学生を対象に、身近な国交省の職場を体験することで、建設業の魅力や社会資本整備の重要性を学んでもらうことを目的に、毎年、実習生の受け入れを行っています。今年も夏休みを中心に北陸地整管内の事務所や出張所で29名が実習を行っています。

 黒部河川事務所では、7月25日(月)から7月29日(金)までの5日間、地元の桜井高校土木科2年の清水優雅君、高島一輝君の2名が当事務所の仕事について実習を行いました。

 黒部河川事務所は、宇奈月砂防、宇奈月ダム、黒部川、下新川海岸の4事業を行っていることから、実習生の皆さんには全ての事業について経験をしてもらうカリキュラムを作り、現場の作業を実習してもらいました。

 実習期間中は突然の雨に見舞われたり猛暑で大変でしたが、二人とも真剣な姿勢で実習に臨んでいました。最終日の実習レポート発表では、黒部河川事務所や地元の建設会社の方々のおかげで安心して暮らしていることが再認識できたことや、地域のために働く人たちはとてもかっこよく公務員になりたい気持ちが強くなった等の感想を述べてくれました。

 今回の実習を通して、身近に国交省の職場があること、地域の生命財産を守るため4事業を進めていること、事業に係わる職員や業者の努力を知ってもらい、今後の学校生活や将来の進路の参考になれば幸いです。


  • 実習報告会

  • ダム実習(漏水量測定)

  • 砂防実習(スランプ試験)

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