桜井高校の生徒が夏期実習を行いました

掲載日:2015/08/04

 国土交通省北陸地方整備局では土木系の学生を対象に、身近な国交省の職場を体験することで、建設業の魅力や社会資本整備の重要性を学んでもらうことを目的に、毎年、実習生の受け入れを行っています。今年も夏休みを中心に北陸地整管内の事務所や出張所で30名が実習を行っています。

黒部河川事務所では、7月27日(月)から7月31日(金)までの5日間、地元の桜井高校土木科2年の細田純君、小坂宙史君の2名が当事務所の仕事について実習を行いました。

黒部河川事務所は、宇奈月砂防、宇奈月ダム、黒部川、下新川海岸の4事業を行っていることから、実習生の皆さんには全ての事業について経験をしてもらうカリキュラムを作り、現場の作業を実習してもらいました。また、国交省職場への関心を深めてもらうために、職場に働くOB職員も交え、国交省へ入省した理由や仕事のやりがいなどについて話しをする意見交換の場を設けました。

実習期間中は猛暑で大変でしたが、二人とも真剣に実習を行ってくれました。最終日の実習レポート発表では、学校の授業では学ぶことの出来ない知識を身につけたことや、最新の測量機器を使用しての測量体験ができて良かったなどの感想を述べてくれました。

今回の実習を通して、身近に国交省の職場があること、地域の生命財産を守るため4事業を進めていること、土木構造物を造るには多くの人や資機材が関係していること、安全第一で現場施工が進められていることなどを知ってもらい、今後の学校生活や将来の進路の参考になれば幸いです。


  • 意見交換会

  • 河川実習(流量観測)

  • 海岸実習(測量)

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