平成27年度連携排砂計画(案)などが第38回黒部川土砂管理協議会で承認されました。
掲載日:2015/06/04
平成27年5月25日、入善町「入善まちなか交流施設 うるおい館」にて、第38回黒部川土砂管理協議会(座長:入江 靖 北陸地方整備局 河川部長)を開催しました。今回の協議会では、地域の行政代表者ら9名の出席により、平成27年度連携排砂計画(案)及び環境調査計画(案)等について協議し了承されました。
平成27年度連携排砂計画では、目標排砂量を約16万m3、想定変動範囲を約6万m3から27万m3とするほか、宇奈月ダムにおいて流入量が少ない場合に、SS(浮遊物質量)ピーク値の低減策としてダム貯水池の水位低下速度を時間当り3〜4m程度に遅くする取り組みや、環境調査計画では、これまでの環境調査内容の見直しについて提案しました。また、第43回黒部川ダム評価委員会での評価及び関係団体からの意見と対応等について報告し、他の河川や海域の調査結果との比較検討や大粒径土砂移動の調査手法について意見が交わされました。
実施機関として、いただきました意見を踏まえ、環境に配慮した連携排砂を適切に実施していきたいと思います。
なお、協議会資料については、「宇奈月ダム・排砂関連情報コーナー」に掲載しております。
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