環境に配慮したより良い連携排砂の実施に向けて
第43回黒部川ダム排砂評価委員会を開催しました。
掲載日:2015/03/20
平成27年3月17日、富山市「富山県民共生センター サンフォルテ」にて、第43回黒部川ダム排砂評価委員会(委員長:富山大学名誉教授 田中晋)」を開催しました。今回の委員会では、7名の委員が出席され、平成27年度連携排砂計画(案)及び環境調査計画(案)等について審議・評価いただきました。
平成27年度連携排砂計画では流入量が少ない場合には、SS等のピーク値が高くなる傾向から、水位低下速度を抑えるなど低減に向けて努力する他、大粒径土砂の移動調査については考えられる手法毎の効果を把握し、進めるようご指導いただきました。また、河川の水生生物調査では、他河川のデータを活用しながら、黒部川における環境の把握に努めるようご指導いただきました。
今回の委員会の審議内容を踏まえ、より良い排砂を目指して計画・調査を検討して参りたいと思います。
なお、委員会資料や評価・議事内容については、「宇奈月ダム・排砂関連情報コーナー」に掲載しております。
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