地域の意見を踏まえた連携排砂実施に向けて

第37回 黒部川土砂管理協議会を開催しました。

掲載日:2015/03/04

 平成27年2月25日、黒部市立中央公民館で地域の行政代表者ら9名の出席により、第37回黒部川土砂管理協議会(座長:入江 靖 北陸地方整備局 河川部長)を開催しました。
 協議会では、平成26年7月14〜16日に実施した黒部川の連携排砂(国土交通省宇奈月ダムと関西電力出し平ダム)の連携排砂の実施経過や環境調査の結果、第42回黒部川ダム評価委員会での評価及び関係団体からの意見と対応について報告しました。
 今年度の連携排砂では、SS(浮遊物質)が過去の変動範囲を越えた要因と今後の低減方策、河川及び海域で見られた生物相の変化要因に関する調査方針、宇奈月ダム上流部に堆積する大粒径の土砂を放流する計画の進捗状況等について意見が交わされました。
 より良い排砂を目指し、いただきました意見を平成27年度の連携排砂計画及び連携排砂に伴う環境調査計画に反映し、環境に配慮した連携排砂を実施したいと思います。

 なお、委員会資料については、「宇奈月ダム・排砂関連情報コーナー」に掲載しております。


  • 会議の様子

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