連携排砂の更なる環境影響低減に向けて

掲載日:2015/01/30

平成27年1月29日に富山県民共生センター「サンフォルテ」で、学識経験者ら7名(2名欠席)の出席により黒部川ダム排砂評価委員会(委員長代行:竹内章 富山大学大学院理工学部教授)を開催しました。
平成26年7月14〜16日に実施した黒部川の連携排砂(国土交通省宇奈月ダムと関西電力出し平ダム)では、
・計画通り32万m3排砂できたこと
・ダム域、河川域、海域の環境調査では、宇奈月ダム直下のSS(浮遊物質)が77,000mg/lと過去最高値を観測したこと
・今年度から試みたSS(浮遊砂量)抑制のための水位低下速度の抑制効果
などを報告しました。
委員からは、「一時的な環境の変化はあるものの、大きな影響を及ぼしたとは考えられない」、「宇奈月ダム直下の濁りを低減するよう検討していく必要がある」などの評価を頂きました。
今後も地域のご意見を頂きながら、より良い排砂を目指して環境改善策に取り組みたいと思います。

なお、委員会資料、評価、議事内容等については、「宇奈月ダム・排砂関連情報コーナー」に掲載を予定しております。


  • 会議の様子

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