高波シーズンに向けて「下新川海岸現地視察会」を実施しました!!
掲載日:2014/09/10
平成26年9月9日(火)に黒部市〜朝日町にかかる下新川海岸において、下新川海岸水防連絡会(黒部河川事務所、富山県、水防関係市町、消防署、気象台等で構成)主催による「下新川海岸現地視察会」を実施しました。
本連絡会は、H20年2月24日の高波により甚大な被害を受けた事を契機に、各機関における防災体制の確立に向け、関係各機関相互の連絡体制や水防計画、計画避難基準等を策定し、高波時に迅速な水防活動を実施し、越波等による高波災害の軽減を図ることを目的に設立したものです。
今回の海岸視察は、台風や冬季風浪による高波シーズンが本格化する前に海岸の現状を把握することを目的に実施したものです。
当日は、下新川海岸水防連絡会関係者22名が参加し、今年度整備を進めている入善町五十里地先や入善町吉原地先、富山県が実施している朝日町元屋敷地先の工事施工箇所を視察しました。
また、今後の高波が発生しやすい期間に向けて、過去の高波発生状況から下新川海岸で高波が発生する可能性の高い気圧配置や台風進路について情報共有し、台風接近時や冬季に注意すべき気象条件について確認しました。
下新川海岸水防連絡会では、高波から地域を守るため、引き続き関係機関との連携を密にし、今後本格化する高波シーズンに備えていきます。
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