8月3日 宇奈月ダム見学(富山県広域消防防災センター四季防災館)
去る、8月3日(日)に、富山県広域防災センター“四季防災館”主催の「富山県内の災害を学ぶツアー」が開催され、コースの一部として宇奈月ダムに21組42名の親子が見学に訪れました。
2班に分かれて、黒部川の雨量と宇奈月ダムの役割についてダム事業に関するパネル及び黒部川流域模型での説明と、ダム監査廊、排砂設備放流路を見てもらいました。
黒部河川事務所では、自然災害が一度起こった場合の恐ろしさをイベントや啓発活動を通じて知っていただき、日頃からの災害に対する備えの意識向上を呼びかけていきたいと考えています。
○ダム監査廊
・ダム内の迷路のような監査廊の役割や構造等を学ぶため、ダム頂上からエレベータで50m下へ下りていただきました。内部は年間を通し約14℃のため、エレベータを出た瞬間に「涼しい!」「寒い!」の歓声があがりました。
・傾斜45度近い長い昇り階段を下から見上げて「これは急だ!」の驚きの声。エレベータが使えない地震等の点検では一番長い階段で高さ約50mを昇降することを説明して二度驚きいただいてから、排砂設備前の高さ10mの階段昇りを実体験しました。
・ダム内部を歩くことはなかなか体験できないことと、暑い最中に涼しい空間ということもあり、子供さんをはじめ大人の方にも喜んでもらえたと思います。
○排砂設備放流路
・ダムを右下から見上げる位置でダム構造の説明のあとに質問を受けました。
・「洪水調節での放流はいままで何回あったのですか」など、鋭い質問に案内人も少しタジタジに。
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