「砂防フェア2011」を開催しました

掲載日:2011/06/21

 さる、6月11日(土)に土砂災害防止月間関連企画として、「砂防フェア2011」が富山市総曲輪「GRAND PLAZA」において開催されました。

 当日の朝は小雨で、すっきりしない空模様でしたがDr.ナダレンジャーによるサイエンスショーで幕が開けると、会場は子供たちの笑顔と元気な声が響きました。
 Dr.ナダレンジャーとは、防災科学技術研究所 納口先生が扮するキャラクターで、液状化や固有振動の他、雪崩の仕組みをペットボトルや発砲スチロールなど、身近な材料を利用した模型実験により分かりやすく教えてもらいました。

 会場では、土砂災害に関するパネルの展示、土砂災害や砂防事業に関するDVDの放映、土砂災害の仕組みを学ぶことができる模型展示を実施しており、土砂災害の仕組みと対策を触れて学ぶことのできる模型には、多くの子供達が興味を示し職員の説明に耳を傾けていました。
 また、今回新たに地震体験車を展示しており、普段体験することのない大規模な地震を疑似体験することにより地震の怖さを理解して頂けたと思います。

 黒部河川事務所では、土砂災害などの自然災害の恐ろしさを知っていただき、早めの避難が行えるよう公開している雨量情報の活用など、災害に対する日頃の備えをこのようなイベントや啓発活動を通して、呼びかけていきたいと考えております。


  • ステージイベント「サイエンスショー」

  • ステージイベント「サイエンスショー」

  • フロアイベント「土砂災害の模型」

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