大規模地震を想定した防災訓練を実施しました!
9月2日(木)に黒部河川事務所において、「防災訓練」が実施されました。
この訓練は、大規模な地震発生時の状況を想定し、迅速かつ的確な初動体制の確立、情報の収集・伝達・共有、及び応急対策を行い、円滑な災害対策活動に期することを目的とし、毎年実施しています。
今回の訓練では、長野県長野地域でマグニチュード7.5(震度6強)の地震が発生した想定で、北陸地方整備局及び全事務所で情報伝達訓練を実施しました。
黒部河川事務所では、管内に震度5弱の地震が発生したとの想定で訓練を行い、主に以下の内容について訓練を実施しました。
【主な訓練内容】
・被災時の情報伝達
・地震に対する異常時巡回指示及び異常箇所の確認(CCTV画像による監視を含む)
・被災箇所の復旧対策の検討
・ホームページを利用した情報配信(警報の発令、津波の状況等)及び記者発表資料の作成
・防災情報共有化システム(GPS携帯電話)による現地画像送信訓練
・庁舎、宿舎、情報システム等の点検
訓練実施後には、反省会を行い災害発生時に向けた体制づくり等について各自課題を出し合い、改善策を議論しました。
各自が思っている課題を職員みんなで議論することにより、改善策等について多くの意見が集まり、課題の共通認識やより良い改善策などが見いだされると共に防災に対する知識の習得や更なる防災意識の高揚につながるものと思います。
今後は、本訓練を教訓とし、地震災害が発生した時に早期対策に向けた体制づくりの確立を図っていきます。
<反省会での主な意見>
・非常時に備えて、人員配置等を各班で検討しておく必要がある。
・被災想定箇所における立ち入り禁止規制等を適切に行う必要が有る。
・地震時には、庁舎等の点検作業を実施する事も困難と思われ、事前に対応を検討しておいてはどうか。
・管内の危険箇所において、被災が発生した際の対策方法について事前に検討する必要がある。
・大型表示板の活用が有効であった。
等々の意見が出されました。
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