「下新川海岸の安全利用点検(夏休み前)」を実施しました!!
平成21年7月15日(水)に下新川海岸において、海岸の安全利用点検を実施しました。
海岸の安全利用点検とは、近年は人々のニーズも多様化しており、海岸域では海水浴等の利用に加え、様々なレジャーやスポーツ、学習活動の場及び健康増進のための海岸療法や憩いの場などとしての利用がなされています。
そのような状況の中で、黒部河川事務所では、海岸保全施設やその周辺においては、従来より施設管理の観点から点検を実施しているところですが、可能な限り利用者の立場で安全性確保という視点を取りいれていくことが重要と考え、大勢の人が集まりやすい場所を中心に安全利用点検を実施しています。
今回の点検箇所は、以下に示す地点を含め12箇所を実施しました。
【主な点検箇所】
・黒部市大島地先(大島キャンプ場周辺)
・黒部市石田地先(石田海水浴場周辺)
・黒部市荒俣地先(荒俣海水浴場周辺)
・入善町下飯野地先(園家山キャンプ場付近)
・入善町吉原地先
・入善町横山地先
・朝日町東草野地先
【点検の観点】
① 転落・滑落の危険性は無いか
② 施設等の陥没・損傷は無いか
③ 危険の注意喚起は必要ないか
等の観点により各施設周辺を点検しました。
施設において損傷が確認された箇所もあり、早急に注意喚起の対応を実施する必要がある箇所やこれから利用者が多くなる時期でもあり、転落や滑落などによる事故を防ぐ為の危険喚起の看板などの設置・補修が必要と思われる箇所がありました。
海岸を利用される方々においては、海岸域においても危険性が内在するという特性を認識していただき、利用者の自己責任による安全確保も心がけていただくようお願い致します。
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。