「平成21年度 非常参集訓練」を実施しました!!

掲載日:2009/06/25

 6月24日(水)に黒部河川事務所において、職員の防災活動に対する責任の自覚と防災意識の高揚を図ることを目的に「平成21年度 非常参集訓練」を実施しました。

 この「非常参集訓練」は、黒部河川事務所の職員約20名が参加し、管内全域で早朝に震度6強の地震が発生し自動車や公共交通機関が使用不可能という想定の上、以下の点に留意しながら本務地へ参集しました。
① 安全で確実に参集できるルートの確認
・通常経路にある橋梁等の被災による迂回
・建物等の倒壊による通行不能
・余震の発生による通行時の危険
② 災害発生時の職員(家族含む)の安否確認、家屋の被害状況等
③ 防災情報共有化システムを活用した情報伝達訓練(GPS携帯を活用した情報伝達)

 訓練では、災害が発生してから勤務先へ到着するまでの間で、道路や河川の被災状況、道路の通行状況、建物倒壊状況、ライフライン(生活・生命を維持するための水道・電気・ガス・通信などのネットワークシステム)の状況等、何がどうなっている状況なのか、どの様な情報を把握すべきなのかを考えながら行動しました。

 今回の訓練により職員一人一人が、いざ被災を受けた時の被災状況をイメージしながら訓練を実施したことにより、被災時に普段通行する勤務経路がどうなるのか等、危機意識を持つことができ有意義な訓練を実施することができました。

 地震に限らず水害や土砂災害等についても災害は何時発生するか分かりません。「もしもの時」に備えて、災害に対する意識を持つことは非常に重要です。みなさんも家族や職場の仲間、地区住民の方々と話し合いをしてみては如何でしょうか。

 当事務所では、このような訓練を実施していくことで、引き続き防災能力の向上に努めたいと考えています。


  • 防災情報共有化システムを用いての被災状況画像(想定)

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