「砂防フェア2009」を開催しました

掲載日:2009/06/10

 黒部河川事務所では、6月の土砂災害防止月間の普及啓発活動の一環として6月6日(土)富山市総曲輪「GRAND PLAZA」において、国土交通省 立山砂防事務所・神通川水系砂防事務所及び富山県など共同により、「砂防フェア2009」を開催しました。

 「砂防フェア2009」では、土砂災害に関するパネルの展示、土砂災害や砂防事業に関するDVDの放映、土砂災害の仕組みを学ぶことができる模型の展示、土石流体験装置の運営を行いました。

 なかでも、土砂災害の仕組みと対策を触れて学ぶことのできる模型には、多くの子供達が興味を示し職員の説明に耳を傾けていました。さらに、「簡単な実験で見る斜面災害・河川災害」と題した実験では、小型水路などを使って,斜面上での土砂の動き,河川での土砂の動きを再現し、災害が起こるメカニズムを分かりやすく説明し、ご来場の皆様に学んでいただきました。

 黒部河川事務所では、このような啓発活動を通して、土砂災害など自然災害の恐ろしさを知っていただき、災害に対する日頃の備えを呼びかけるほか、早めの避難が行えるよう公開している雨量情報などの活用を図っていただきたいと考えております。


  • 模型による土石流対策の説明

  • 自然災害の科学実験

  • 土砂災害を説明したパネル

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