黒部川上流部でくろべ水の少年団が「水生生物調査」を行いました

掲載日:2008/07/28

 黒部川では夏休み期間中に、黒部市内の小学5・6年生から構成される「くろべ水の少年団(団員31名)」により、水生生物調査を実施しておりますが、7月25(金)に黒部川上流部(黒部峡谷 鐘釣付近)において調査を実施しました。
 この調査は、多くの方々が河川に親しむ機会を提供し、河川愛護や水質浄化に関心を持っていただくことを目的に、昭和59年度から水生生物調査の生息状況の観察による水質の簡易調査を実施しています。

 当日の朝は雨がぱらつき天候が心配されましたが、児童たちの願いが通じたのか、天候は次第に回復し、調査日和の1日となりました。
 調査は6班に分かれて水温、流速、pH、COD(化学的酸素要求量)などを計測しました。また、川に生息する水生生物から水質を判定しようと、子供達は元気いっぱいに水生生物を採取していました。
 また、水生生物調査の他にも河原にある岩石のことや、黒部川で昭和44年に発生した災害の様子を指導者から説明を受けたりと、黒部川の歴史などについても学習しました。

 調査終了後は、調査結果をもとに、黒部川が「きれいな川」ということを確認していました。

 なお、この「水生生物調査」は、8月21日(木)にも黒部川の中・下流部で調査を実施する予定です。


  • 水生生物調査の様子1

  • 水生生物調査の様子2

  • くろべ水の少年団員たち

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