平成20年度 非常参集訓練を実施!!

掲載日:2008/06/13

 6月13日(金)に黒部河川事務所において、「平成20年度 非常参集訓練」を実施しました。
 この「非常参集訓練」は毎年行っているもので、今回の訓練では、黒部河川事務所の職員約20名ほどが参加し、管内全域で早朝に震度6強の地震が発生したことを想定し、以下の点について訓練を行いました。

① 安全で確実に参集できるルートの確認
 ・通常経路にある橋梁等の被災による迂回
 ・建物等の倒壊による通行不能
 ・余震の発生による通行時の危険
② 災害発生時の職員(家族含む)の安否確認、家屋の被害状況等

 今回の訓練では、災害が発生してから勤務先へ到着するまでの時間の中で、把握すべき被災状況は何かを考えながら、道路や河川の目視による被災状況、道路の通行状況、建物被害の状況、ライフライン(生活・生命を維持するための水道・電気・ガス・通信などのネットワークシステム)の状況をイメージし、行動しました。

 また、本年は新たにBCP対応訓練として、事前に業務継続計画(BCP・・・業務が存続できなくなるリスクを事前に分析・想定し、継続に必要な最低限の業務や、復旧時間と対応策などを定めた包括的な行動計画のこと。)を踏まえたうえでの訓練を実施しました。

 その結果、いざ被災を受けた場合、被災状況をイメージしながら、通常の勤務経路がどうなるのか参加した職員ひとりひとりが意識を持つことができ、有意義な訓練を実施することができました。

 「もしもの時」に備えて、災害に対する意識を持つことは非常に重要です。みなさんも家族や職場の仲間、地域住民の方と話し合いをする機会を作ってみてはいかがでしょうか。

 当事務所では、このような訓練を実施していくことで、引き続き防災能力の向上に努めたいと考えています。


  • 被災状況(想定)の整理状況

  • 防災情報共有化システムを用いての被災状況画像(想定)

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