第2回 高波災害対策検討委員会が開催されました。
掲載日:2008/06/02
中間とりまとめ(骨子)(案)の提示などをするため、5月30日(金)黒部国際文化センター コラーレで「第2回 高波災害対策検討委員会(委員長:京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授 河田惠昭氏)」が開催されました。
この委員会の設立趣旨は、平成20年2月24日、低気圧による激しい高波により、富山県黒部市、入善町及び朝日町の下新川海岸において海岸堤防が被災するとともに、越波等による住家の破壊や浸水被害等が発生したため、高波や越波の発生メカニズム、浸水前後の避難行動や情報伝達等について検証し、下新川海岸における対策を検討するとともに、全国的な見地から、今後のハード及びソフト両面で海岸保全や水防などの減災対策あり方を検討することを目的としています。
委員の方は黒部市生地地区や入善町芦崎地区などの被災地を視察した後、委員会が下記の項目が話し合われました。
中間とりまとめ(骨子)では、高波の発生メカニズム、災害発生メカニズムと課題、避難・水防活動等の現状と課題、海岸保全に関する基本的方向、避難などに関する基本的方向等が提示され了承されました。
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