黒部川中・下流部でくろべ水の少年団が「水生生物調査」を行いました
7月27日(金)に行った調査に引き続き、8月21日(火)に黒部川中・下流部(音沢橋付近及び下黒部橋付近)において、くろべ水の少年団約50名により黒部川の水生生物調査を行いました。
この調査は、子供たちに地元の川に親しみ、愛する心を持ってもらおうと、昭和59年度から実施しています。今回は、先に行った上流部での調査に引き続き、中流部では音沢橋付近で、下流部では下黒部橋付近で調査を行いました。
当日は好天に恵まれ、暑い一日となりましたが、子供たちは川の中で元気いっぱいに行動していました。
調査は8班に分かれて水温、流速、PH、COD(化学的酸素要求量)などを計測しました。また、川に生息する水生生物から水質を確かめようと、子供たちは川底の石の裏などに生息する水生生物を一生懸命採取しました。
子供たちは、採取した水生生物から、「きれいな水」「少しきたない水」「きたない水」「大変きたない水」と分類された指標の表などを見比べ、黒部川が「きれいな川」ということを確認していました。
調査終了後は、黒部市飛騨地先の公園において参加者全員で公園の清掃(ゴミ拾い)を行いました。公園内には、ゴミのポイ捨て防止を訴える村椿小学校児童が描いたポスターを利用した看板が設置してあり、地域一体となって環境美化活動に取り組んでいる様子がうかがえました。
この活動を通じて、川に親しむきっかけや、川を愛する心をいつまでも持ってもらえばと願っています。
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