「新潟県中越沖地震」復旧支援派遣活動報告
平成19年7月16日(月)に新潟県上中越沖を震源として発生した「新潟県中越沖地震」は、新潟・長野・富山の各県で人的被害や家屋被害、公共施設被害等甚大な被害をもたらしました。 こうした中で黒部河川事務所は、北陸地方整備局主導により地震発生以降、災害復旧支援活動に積極的に参加しました。
7月19日(木)〜7月23日(月)
土砂災害危険箇所調査支援に4名(小千谷市・六日町)
7月30日(月)〜8月 4日(土)
災害復旧申請の現地調査及び資料作成支援に2名(柏崎市)
8月 5日(日)〜8月10日(金)
災害復旧申請の現地調査及び資料作成支援に2名(柏崎市)
こうした支援活動の中から、7月30日(月)〜8月10日(金)までの支援では、柏崎市の河川・道路の災害復旧申請のための現地調査及び資料作成を行いましたが、国土交通省からは全省的な支援態勢として北陸はもとより、北海道開発局から九州地方整備局までの職員の他、防災エキスパート、建設コンサルタンツ協会、測量設計業協会からの応援も受け、延べ約2,450名で832箇所(市道828箇所・河川4箇所)の調査結果をまとめ、柏崎市長へ報告書を提出しました。
調査期間中は、連日猛暑の中での測量作業(外業)や深夜までの取りまとめ作業(内業)となりましたが、柏崎市長の支援に対するお礼や、いまだに手つかずの被災箇所を目の当たりにしたとき、また、地元の方々からの「ご苦労さまです」「有り難うございます」の言葉に励まされ無事遂行できました。わずかの期間でしたが今後ともこうした支援の機会には積極的に参加しようと思いつつ、何より一刻も早い被災地の復旧・復興を願いながら帰路に着きました。
被災写真 http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/koho/report/field_tmp/070821/hisai.html もご覧下さい。
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