子供たちでにぎわう「砂防フェア2007」
土砂災害防止月間に関連し、6月9日(土)富山市稲荷元町にあるショッピング・シティ「アピア」において国土交通省 立山砂防事務所・神通川水系砂防事務所及び富山県など共同により、「砂防フェア2007」を開催しました。当日は、天候があまりよくありませんでしたが、多くの方にご来場いただきました。
イベントでは土砂災害に関するパネルの展示、土砂災害や砂防事業に関するDVDの放映、土砂災害の仕組みを学ぶことができる模型の展示、3Dで土砂災害が疑似体験できる装置の設置などを実施しました。
なかでも、触れて学ぶことのできる模型や土砂災害防止のロゴの入った風船の配付には、子供達が興味を示し集まってきました。
また、防災科学技術研究所(茨城県)の講師によるサイエンスショーでは、地盤の液状化の仕組みをペットボトルにいれた砂と水などで分かりやすく伝えるなど、ご来場いただいた皆様よりご好評をいただきました。
さらに、イベントでは、土砂災害に関するアンケートも実施し、ご協力いただいた方に対し、砂防工事現場を見学できる抽選会なども好評で、黒部川水系の「祖母谷コース」には16名の方から応募をいただきました。
※実施したアンケートの内容はこちら(http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/koho/report/field_tmp/070611/070611_1.pdf)
※アンケートの集計結果はこちら( ※ 集計完了後に掲載予定 ※ )
【現場見学会コース】
・立山カルデラコース (立山砂防事務所)
・黒部祖母谷コース (黒部河川事務所)
※黒部祖母谷コースの日程はこちら(http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/koho/report/field_tmp/070611/070611_2.pdf)
黒部河川事務所では、このようなイベントや啓発活動を通して、土砂災害に対する日頃の備えを呼びかけるほか、早めの避難が行えるよう公開している雨量情報などの活用を図っていただきたいと考えております。
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。